台湾:観光鐵路

last update : 2024/05/05

阿里山林業鐵路

https://afrch.forest.gov.tw/

 嘉義-阿里山を結ぶ本線、 阿里山車站から沼平線、祝山線、神木線の支線が伸びる。眠月線と水山線は長期に渡って運休中。

 以前は台鐵が運行を請け負っていたが、2018年より「農業部林業及自然保育署阿里山林業鐵路及文化資產管理處」(2023年より行政院農業委員會林務局阿里山林業鐵路及文化資產管理處から組織名変更)が管理運行を行っている。

 2024年現在、本線は嘉義-十字路の区間のみの運行となっており、支線に乗車する場合は嘉義車站もしくは奮起湖車站からバスで阿里山車站まで向かう必要がある。

 現在、祝山觀日平台の最寄りの祝山線の對高岳車站は改修工事中のため停車しないため、祝山車站から徒歩20分程度歩く必要がある。

 なお、阿里山車站は海抜2000m、支線エリアはそれを超えるため高山病にも注意が必要。

 ちなみに本線の予約は非常に取り難いため、バスの併用も要検討。

運行路線・ダイヤ

林鐵本線
https://afrch.forest.gov.tw/0000115

林鐵支線
https://afrch.forest.gov.tw/0000300

※2023/7/7よりの運行ダイヤ

本線(嘉義→十字路)

中興號 311次:嘉義08:30-奮起湖10:51

阿里山號 1次:嘉義09:00-奮起湖11:30-十字路12:00

阿里山號 3次:嘉義09:30-奮起湖12:00-十字路12:30

本線(十字路→嘉義)

中興號 312次:奮起湖14:00-嘉義16:21

阿里山號 2次:十字路13:50-奮起湖14:30-嘉義16:51

阿里山號 6次:十字路13:00-奮起湖15:00-嘉義17:21

※阿里山號 1次、2次以外は土休日のみ運行

祝山線

 日の出の鑑賞時間に合わせて運行される。
 発車時間は時期によって阿里山発5:19-7:08。帰りの便は概ね2時間後。

神木線

 阿里山→神木は9:45-16:15、神木→阿里山は10:00-16:30。各方向30分間隔で運行。所要時間は約7分。

沼平線

 阿里山-沼平は9:00-15:30、沼平-阿里山は9:15-15:45。各方向30分間隔で運行。所要時間は約6分。

運賃(全票)

https://afrch.forest.gov.tw/0000119

中興號(區間車、自由席)

7.5元/km、6kmまでは6km分が最低運賃

嘉義-奮起湖:345元、嘉義-十字路:413元

阿里山號(對號車、座席指定制)

8.33元/km、6kmまでは6km分が最低運賃

嘉義-奮起湖:384元、嘉義-十字路:459元

祝山線

120元

沼平線・神木線

100元

支線周遊券(祝山線・沼平線・神木線)

一日券:全票400元/半票200元
二日券:全票500元/半票250元

※元旦祝山線觀日列車は利用不可

発券方法

https://afrch.forest.gov.tw/0000270

駅窓口

 林鐵嘉義站、竹崎站、交力坪站、奮起湖站、阿里山站に窓口がある。阿里山站1Fには自動券売機あり。営業時間は8:00-17:00、阿里山站は8:30-16:30(券売機は祝山線出発30分前-21:00)。

発車12日前(券売機は15日前)より購入可能。

オンライン

 14~前日まで。祝山線は前日12:00まで受付。

利用可能時間は6:00-24:00。

太平山蹦蹦車

https://recreation.forest.gov.tw/Forestry/FR?typ=11&typ_id=0100041

宜蘭縣大同鄉にあるかつて太平山森林鐵路茂興線の森林鉄道として運行されていた路線で、現在は観光列車として運行されている。

烏來臺車

https://recreation.forest.gov.tw/Forestry/FR?typ=11&typ_id=0200041

新北市烏來區にあるかつて木材を運搬する台車を走らせていた路線。
現在はディーゼル牽引のトロッコ観光列車として運行されている。

舊山線鐵道自行車

https://www.oml-railbike.com/

 苗栗縣南部の三義エリアの線路で台鐵山線の線路付け替えによる廃線区間を利用した路線。鉄道遺構である龍騰斷橋(魚藤坪斷橋)や勝興車站が有名。

 現在は電動レールバイクに乗車することが可能で、トロッコ列車として復活させる計画がある。

糖鐵(臺灣糖業鐵道)

https://www.taisugar.com.tw/chinese/CP2.aspx?n=12422

 かつてサトウキビ輸送として活躍した台糖(臺灣糖業)が所有する鉄道路線。台湾各地にある糖廠(製糖工場)は観光化されたものが台湾南部を中心に多く位置しており、橋頭(高雄)や新營(台南)のようにトロッコ列車のアトラクションが敷地内で運行されているところもある。

 また、虎尾糖廠(雲林縣虎尾鎮)では現在も毎年12月~翌年3月頃の平日に不定期で実際にサトウキビを輸送している軽便列車を見ることも可能。但し、運行ダイヤは公表されておらず、当日の状況によっても変わるようなので遭遇には運が必要。さらに公共交通が乏しいエリアなので追っかけるための車やバイクなどの足も必要となる。

関連リンク

林業鐵路 > 交通部觀光署
https://www.taiwan.net.tw/m1.aspx?SNo=0042717


2024/05/5:全体的に更新、太平山蹦蹦車・烏來臺車を追加
2023/10/3:全体的に微修正

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